こんにちは、外壁タイルの家づくりを掛川を中心に皆様にお届けしているクレバリーホーム掛川店です。

SNSを見ていると、素敵なデザインや最新の間取りがたくさん紹介されています。特に流行の設計やプランは、家づくりを検討中の方にとって魅力的に見えるものです。ですが、流行だからといっても、ご自身のライフスタイルに合っていなければ必ずしも実用的とは限りません。今回は、SNSで人気があるけれど、実際の生活では不便やメンテナンスの難しさが問題になるかもしれない設計アイデアについてご紹介します。

1. エアコン隠し

おしゃれな空間づくりとしてエアコンを見えないようにする「エアコン隠し」。

一見良いアイデアのようですが、実は冷気が溜まって結露が溜まりやすく、カビの原因になることがあります。また、将来エアコンを買い替える際に隠し部分が邪魔になってサイズが合わず、工事が大変になってしまうこともありえます。

メンテナンスや交換のしやすさを考えると、エアコンを隠す設計は慎重に検討するのが良いでしょう。

2. ダウンフロアや小上がり畳コーナー

段差を設けることで、空間にメリハリをつけたり、リラックスできるスペースを作ったりするダウンフロアや小上がりの畳コーナー。

もちろん、暮らし方やご家族の構成、住まい全体の間取りなどを考えればとても使いやすく、快適に過ごせる空間を作れるかもしれません。

ですが、段差のある設計は、年齢を重ねたときに段差を上るのが大変になったりするかもしれません。

3. 小上がり畳コーナー下の収納

畳スペースを少しだけ床から高い位置に設けた小上がり畳コーナー。

この段差を活用して畳下を収納にするプランは人気です。もちろん、おもちゃやブランケット類などをさっと片付ける場所としてはとても便利ですが、ご自身が本当に使うかどうかはじっくり吟味しておきたいところです。

引き出し式の収納は、奥行きが限られていて「イメージよりも収納料が少ない」と感じてしまうことがあるかもしれません。また、引き出しではなく畳を上げると収納スペースが出現するタイプもありますが、ものの出し入れを頻繁に使うには不向きなスタイルです。

小上がり畳コーナー下の収納は、造作となるためコストもある程度かかります。収納量を確保したいなら、他の場所により低コストでできる収納スペースを確保する方が利便性とコスパの点で良いことも多いのです。

4. スキップフロア

最近よく見かけるスキップフロアも、新鮮で面白いと感じる方が多いようです。

しかし、実際に生活してみると途中階で空間が区切られるため、思ったほど有効活用できないケースもあります。また、普段は使わない空間ができやすく、メンテナンスや掃除も少々手間がかかります。スキップフロアは見た目に惹かれるものの、生活のしやすさも考慮することが大切です。

――魅力的な事例がたくさん投稿されているSNS。写真を見て「これをやってみたい！」と思うことはとても良いことですが、人気や見た目の新鮮さにとらわれず、日々の生活での使い勝手やメンテナンス性も視野に入れた家づくりを心がけましょう。

ご自身にあったプランなのかどうか、ぜひ一度じっくりと考えてみてくださいね。

クレバリーホーム掛川店では、皆様のライフスタイルに合ったプランニングをお手伝いしますので、気軽にご相談ください！

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